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コラム

SWOT分析のやり方をご紹介。ビジネスモデルの弱み強み、把握できていますか?

2018年5月14日マーケティング

  ビジネスモデルを考えようとしても、本当に利益が出るのか、市場を獲得できるのか、不安になりますよね。 また、どのように自分のビジネスモデルの良し悪しを測れば良いのか、目標達成に対して何を行えばよいのかも、分からない人が多いのではないでしょうか。 そんな時に、使えるSWOT分析について今回はお話し致します。

SWOT分析

SWOT分析とは、組織やビジネスモデルを ・強み(Strength) ・弱み(Weakness) ・機会(Opportunity) ・脅威(Threat) の4つの軸から評価する手法のことを指します。 主に、企業内で戦略などを考える際や新規事業を行う時に使用されます。 この4つを内的要因と外的要因の2つにさらに分けて、考えます。

内的要因

「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」等についてすでに自社内で持っている資材がどのように目標達成に影響を与えるかについて注目します。 ・強み(Strength)・・・自社内の資材が目標達成に対して与える強み ・弱み(Weakness)・・・自社内の資材が目標達成に対して与える弱み

外的要因

「経済状況」「技術革新」「規制」や、「競業他社」「顧客」「ビジネスチャンス」等の外部環境がどのように目標達成に影響を与えるかについて注目します。 ・機会(Opportunity)・・・外部環境から目標達成に対して与える良い機会 ・脅威(Threat)・・・外部環境から目標達成に対して与える脅威

SWOT分析のやりかた

説明した通り、4つに物事を分ける事から始めます。 しかし、やみくもに場合分けすると、漏れや被りが生じてしまい、明確な結果を出すことが出来ません。 そのために、まずは仮説を立て、そこから分析を行う必要があります。

仮説を立てる

まず、仮説を立てる前にどのレベルの話をするのか、明確に決めましょう。 例えば、商材に対するSWOTなのか、内部の人に関するSWOTなのか、そもそものビジネスモデルに対するSWOTなのか、複数人で話すときも、一人で考えるときにも、必ずお題を明確にしましょう。 そして、お題が明確になった後は、仮説をたて、そこから分析する要因を出します。

外的要因

まずは外的要因から洗い出します。 外的要因には、市場動向、技術、法律、政治、文化の変化などが含まれます。さらに、競合他社の動向なども外的要因に含まれます。 また、外的要因から考える理由は、外的要因によって、内的要因が変わるからです。一見内的要因だと思えることでも、根源は外的要因であることが多いので、気を付けて分析して下さい。

内的要因

次は、内的要因を洗い出します。 内的要因には、資源、インフラ、品質、価格、材料、ブランド、人材、など自社でコントロールできる要因があげられます。 特に内的要因で気を付けたいのが、データに基づいた客観性のある要因のみを選んでください。

分析結果の判断

4つの軸から、目標の達成が可能かどうかを考えましょう。 そこで考えることで、自分のビジネスモデルや目標の長所と短所も見つけ、改善策に繋げる事ができますよ。

最後に

SWOT分析のやり方をご紹介しました。 とても分かりやすく簡単な分析方法ですが、あくまでもこれは現状の分析しかできません。 また、様々な側面からSWOT分析を繰り返すことで、さらに立体的な事業の分析と改善が見込めるでしょう。 客観的なデータに基づいた分析を行って、事業成功のカギを見つけてください。
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