ベンチャー企業ってなに?起業となにが違うの、、、?
2019年1月1日基礎知識
ベンチャー企業って近年よく聞くワードですよね。
新しいことをやっていそうだな、というぼやっとしたイメージをお持ちの方がほとんどではないでしょうか。今回は「ベンチャー企業」の定義とともにその立ち位置についてお話し致します。
ベンチャー企業の定義
ベンチャー企業とは:
《ventureは「冒険的な企て」の意》新技術・新事業を開発し、事業として発足させた中小企業。
出典:
小学館
このように辞書では定義されています。
つまり、かなり広い意味を持っているということです。
現在のベンチャー企業の特徴・環境
・大学や大企業から集まった専門知識を持った人々の集まり
・少人数精鋭が多い
・モノ、情報、サービスの新しいシステム作りが多い
・大企業では難しい小回りが効き様々な事業に取り組める
・大企業が社内にベンチャー部門を設けることが増えた
・ベンチャーキャピタルやジョイントベンチャーなどの存在も増えた
このような特徴と環境が挙げられます。
少しずつまとめて説明したいと思います。
少人数のスピンアウト集団
ベンチャーの特徴として、スタート時は人数が少なく、専門知識を持った人々の集まりであるということです。
特に、大学生や大企業から若いうちにスピンアウトして、得た知識を大企業に属して使うのではなく、自分の手で使い、社会に貢献したいと考えている人が多いです。
新しいサービス提供
基本的には、今までなかった新しいサービスの提供を行っています。
チャレンジ精神に基づき、大企業にあえて属さないことで、新しいサービスの制作サイクルを素早く回すことが出来るからです。
社内ベンチャー、ジョイントベンチャー
ベンチャー企業の存在が大きくなったことにより、優秀な人材の流出が大企業の中で問題意識されるようになりました。
それに伴い、「社内ベンチャー」といい、社内の中で新規事業を素早く起こせるような部門を作ったり、新規事業コンペなどが行われるようになりました。
また、複数の大企業が共同出資し、ベンチャー企業を起こすことがあります。
これを「ジョイントベンチャー」と言います。
ベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタルとは、未上場に対して出資をして投資をする事業のことを言います。
勢いがあって、ハイリターンを望めるということで、近年盛り上がりを見せています。
また、ベンチャー企業としても、資金集めに困っているので利用することが多いです。
まとめ
ベンチャー企業とは、ただ起業するのではない事が伝わりましたでしょうか。
勢いがある、新しいことに挑戦をしている、という点で安定を求めていない人が多いのが特徴です。
これから先、資金集めに注目したベンチャーキャピタルのような事業が増え、増々ベンチャー企業を起こしやすい世の中になるのではないでしょうか。