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コラム

田舎起業。都会から離れて、田舎という選択肢。

2018年12月1日アイデア

いわゆる都会に住んでいないけど、起業をしてみたい。 都会から離れて、静かな田舎で起業をしてみたい。 近年のノマドワーカーの流行に伴い、そんな考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 今回は田舎での起業に関するお悩みを解決していきます。

田舎起業のメリット

田舎で起業するメリットは沢山。 一つずつ説明いたします。

家賃・土地が安い

東京に比べると、とにかく家賃が安いんです。 また、土地も安く、工場や農家などを始める際にもとにかく安く費用を抑えられます。 家賃を安くすることで、内装にお金をかけられたり、事業を展開する費用に充てられます。

人件費が安い

土地も安いのですが、人件費も安いのです。 参考として1時間当たりの日本の都道府県の最低賃金の最高賃金と最低賃金を比べると 東京は958円、鹿児島は737円です。(平成29年10月1日時点)出典:厚生労働省HP 約200円以上1時間当たりの最低賃金が変わるのが分かりますよね。 人を雇うのならば、気にするべきポイントですよね。

物価が安い

家賃・人件費が安いということは、モノが安い、ということです。 オフィスがあるところで生活をするのですから、そこで食事をしたり買い物をします。 食事一つにしても、値段が変わってきます。 毎日の出費がかなり抑えられますよ。

自然豊か

何よりも自然が豊か。 子供を育てるにしても、一人で暮らすにしても自然の豊かさが都会とは大違いです。 車のクラクション音や排気ガス、コンクリートジャングルに疲れてしまった時は、自然豊かな田舎で仕事を始めてみませんか。

田舎起業のデメリット

何事もデメリットがあるものです。

人がいない

田舎過ぎると人がいないのです。 人がいないということは、お客様を見つけることが難しいということです。 もし、地元の人向けの仕事を始めようと思っているならば、田舎でも人がいるエリアを選ばないと、田舎であるということがデメリットになってしまいます。

モノが少なくて不便

もしあなたが都会暮らしならイメージが付くかと思いますが、都会は電車に1時間ほど乗ればどこにでも行けて、なんでも自分の手で買うことが出来ます。 しかし、田舎は電車に乗ることも難しい場合がありますし、お店が少なくて、専門店があまりないのが特徴です。 もちろん、ネットで何でも買える時代ですが、仕事に直接関わるモノであれば、手に取って材質や使い心地を確認したい時もあると思います。 そんな時には少し不便に感じてしまうかもしれませんし、田舎での起業は難しいかもしれません。

田舎特有のコミュニティー

これは人それぞれかもしれませんが、田舎特有のコミュニティーを重視する習慣が合わないかもしれません。 また、それに伴い新しいものを受けいれにくいという性質もあり、飲食店や販売店をオープンする際には、最初に少し苦労をするかもしれません。 都会に比べ、人付き合い口コミが重視されるのが田舎です。 それが面倒くさいと感じる人には、慣れるまでは少し辛いかもしれませんね。

田舎で起業するならコレ

ここまでメリットとデメリットをお話しましたが、これからは起業をする際のポイントと、田舎での起業に適した業種についてお話しします。

PC一つで完結

家賃が安く、物価も安い田舎でおすすめする仕事は、PC一つで完結するお仕事です。 例えば、作家、漫画家、ライター、デザイナー等。 パソコンがあれば仕事ができる。人とのやり取りもパソコンで済ませられる。 という仕事であれば是非、田舎に移住をするのをお勧めします。

名産品を輸出

田舎の名産品を海外に輸出してみませんか。 東京ではあまり買えない、田舎ならではの食べ物や工業製品、民芸品などを海外に輸出してみませんか。 なぜ海外なのかというと、日本の国内よりも海外の方が日本の文化財に興味を持って、購入したいと思う人が多いからです。 国内にいると気付かない価値に気づけたら勝ちですね。

まとめ

田舎で起業をするということは、とても費用を抑えられるということ。そして、その分不便なことがあったり、人によっては煩わしい事があるということです。 しかし、地方創生がうたわれ、それに伴う助成金が政府から出されている世の中で、田舎で起業をするという選択肢は時世に合った良いものなのではないでしょうか。 自分のビジネスモデルを考え、田舎の中でも場所や環境を見て、将来像に合った場所で起業をしてください。
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