スモールスタートを薦める3つの理由
2018年5月11日基礎知識
起業をしたいと思っても、失敗することへの不安を考えてしまいますよね。
何事も不安要素を数えだすと、きりがありません。
そんな時はスモールスタートがおすすめ。
文字通り、少ない資本や少ない時間を使って仕事を始めることです。
それでは起業においてスモールスタートを薦める理由をお話し致します。
PDCAサイクルを止めないために
良いサービスを提供し続けるためにはPDCAサイクルを回し続けることが必要です。
PDCAサイクル
計画(PLAN)、実行(DO)、結果の測定(CHECK)、対策(ACT)を繰り返し、事業をより良いものにしていくことを頭文字を取りPDCAサイクルと言います。
このPDCAサイクルを止めないことがサービスを向上させるコツなのですが、
例えば、一回目のPDCAに予算の全額をかけたとします。
そうすると何か欠陥を見つけたときに、二回目のPDCAにかけるお金が無くなってしまいますよね。
極端な例ですが、うまくPDCAサイクルを回すためには、
スモールスタートを心掛けることが重要だということが分かりますね。
失敗できてチャレンジしやすい
次も費用面のお話し。
全くやったことのないことを始める際に、それが本当にお金になるかどうかわかりません。
そんな時にスモールスタートで、100ある費用の30だけを使ったとします。
そして、もし失敗してしまったとしても、まだ70余っており、
同じ規模の挑戦をあと2回できるということになります。
つまり、失敗したときのダメージが少なく、気軽にチャレンジができ、
PDCAサイクルを回し続けることが出来るのです。
明確な結果
スモールスタートで行うということは、単純に行う仕事を少なくするということ。
つまり、追うべき目標が少なくて済むということです。
起業を始めてすぐは、仕事以外にも気を配ることが多いですし、
まず、仕事に慣れることが優先。
また、もし複数人で起業をしたとすると、
チーム内で目標意識を統一することがとても重要になります。
そんな時に、スモールスタートを行い、追うべき目標を少なくすることで、
明確な結果を得て、意識を統一することが出来るんです。
まとめ
スモールスタートの利点を3つご紹介しました。
もちろん、スモールスタートで、大きな利益を得ることは難しく、
デメリットもあるかと思います。
しかし、初めてのことをするのでしたら、失敗はつきものですし、
チャレンジを繰り返すことで、より良いものを作り出すのが
ビジネスのあるべき姿なのではないでしょうか。
PDCAサイクルを止めないためにも、チャレンジを続けるためにも、
スモールスタートは忘れてはいけない事柄なのではないでしょうか。