週末起業って知っていますか?
2018年5月2日副業
週末起業とは、その名の通り週末だけ、あるいは本業が休みの日や空いている時間を活用し本業以外のビジネスをすることです。
起業に興味があったり、独立したいなと思っていたりしても、安定的な収入のある会社員を辞めるのは勇気がいりますよね。
起業に伴うリスクを減らしながらも起業に挑戦できるのが、週末起業です。
副業との違い
週末起業と副業は同じでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
本業以外にも仕事をするという大きな点では同じですが、週末起業の最大の特徴あくまで「起業」であるという点です。
本業以外にアルバイトをしていたり、友人のお店を手伝ったりなど、何か仕事をもう一つしていれば副業といえます。
要は本業以外にお金を稼ぐ手段をもう一つ得るということが目的です。
週末起業といった場合には、週末も人の下で働くわけではなく、経営者的な立場になるということです。
経営者というと大げさかもしれません。
少なくとも、自分の意志や裁量でビジネスをすることです。
もしそれが上手くいけば、起業や独立につながります。
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週末起業のメリット
本業をやめなくてよい
この点は副業と同じですが、本業を辞めることなくできるため。生活の安定性は保たれます。
安定的な収入があるからこそ、稼げれば何でもいいという思考に陥ることなく、
あなたのやりたいことや、人々に必要とされていることを中心に据えて考えることができるのではないでしょうか。
起業・独立につながる
週末起業という形で試してみて、もし手応えがあればいよいよ起業・独立への道が開けます。
いきなり会社を辞めて起業するよりも、ある程度上手くいくという実証を得てから会社を辞める方が、リスクを減らして起業することができます。
失敗してもまた起業に挑戦できる
どうしても起業したい!でも失敗はしたくない・収入は減らしたくない、、、ということもあるかと思います。
週末起業の場合、本業を続けながらやるため、失敗しそうなら潔く手を引くことができます。
週末起業を始めるのにどのくらい資金を使うかによりますが、一つのアイディアがダメだったなら、また別のアイディアを試してみることもできるのです。
安定的な収入を確保しているからこそ、起業に何度もチャレンジできます。
一回目で成功するように準備して起業することがもちろん大切ですが、起業には初めてのことが多く最初から上手くいくとは限りません。
そんなとき、週末起業という形をとり、あなたの起業アイディアのお試し期間を設ければ、独立・起業の目標が達成できる可能性が高くなります。
週末起業のデメリット
本業に影響を及ぼす可能性
週末起業は、本業のない空いている時間を利用するので、リラックスする時間が減り、
週末起業をする中でさらにストレスや疲労を感じると、本業に影響を及ぼしたり体調を崩したりする可能性もあります。
週末起業のせいで本業が上手くいかなくなってしまっては元も子もないので、無理はしないようにしましょう。
プライベートの時間が減る
ただでさえ忙しいのに、空いている時間までビジネスをするわけですから、家族・恋人・友人などと過ごす時間が減ってしまいます。
自分らしい働き方をしたいと思って起業を目指して、余計自分の時間が減ってしまうことにもなりかねません。
家族の理解が得られなかったり、周囲の人から付き合いが悪いなと思われることもあるでしょう。
起業を成功させようと思ったらそれくらいの覚悟が必要といえばそれまでですが、プライベートの時間が全くない、というのも考えものでしょう。
プライベートが充実してこそ仕事にも打ち込める、ということもあるかと思いますので、バランスを大切にしましょう。
「週末起業を始めたいけど、何をすればいいかわからない」という方へ
「週末起業を始めたいが、アイディアが出ない」という方へ、いくつかヒントになりそうなことを書き出していきます。
・持っている資格をいかす/資格の勉強から始める
・趣味を仕事につなげる
・とにかく興味のあること、やってみたいことをやる(カフェのオーナー・輸入雑貨店など)
・インターネットで起業する(ココナラ/ブログ/ウェブライター/翻訳など)
・本業を活かしたコンサルタント
・ネットショップやネットオークションに出品する
・ウェブ制作や家事、お墓参りなどの代行サービスを提供する
・婚活イベントやフットサル大会などを主催する
・得意を活かしてパソコン教室や茶道教室などの教室を開く
会社を辞めるタイミング
会社員の方で起業を考えられている方は、たとえ週末起業が上手くいき独立・起業の目途が立っても、退職のタイミングに悩むのではないでしょうか?
私も会社員を退職しての独立でした。
早く辞めて自分の事業を頑張りたいという思いと、会社での自分の役割とが常に戦っていました。
辞めるにあたってこれは私の個人的な意見ですが、なるべく無理をしないことだと思います。
辞めること自体がいろんなところに負荷がかかるので、その負荷を少しでも減らすが重要です。
例えば私の場合、最後に大きなプロジェクトを受注した時にこの仕事を最後に会社を辞めようと決めていました。
この日に辞めると決めたのは、辞める1年前(もちろんそれまでにいろんなプランを考えていましたが)。
そこから仕事が完了するときまで、私がいなくなっても大丈夫なように後輩や同僚の教育資料の整理など、やることは盛りだくさんでした。
そうすることで、社内だけでなく得意先からも感謝されて、頑張ってと大きな声援をうけて見送って頂くことができました。
いつ辞めるかとても悩まれていると思います。
あなたにとって一番いい時期はいつか?
どういう状況で辞めるのが理想的か?
私は今までお世話になった人になるべく迷惑をかけたくなかった時期を選びました。
あなたはまた違う基準でもいいかと思います。
あなたが起業する市場の参入に適した時期を選ぶことも重要です。
焦る気持ちもあるかもしれませんが、まわりの声ではなく自分を信じて、心の声に耳を傾けてください。