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コラム

起業したい、と思ったら考えるたった2つのこと

2018年3月12日アイデア

  漠然と起業したい、と思うけど、いいアイディアが思いつかない人に是非読んで欲しい。 「やりたいことは?」と聞かれても具体的には思いつかない。 でも会社で働くより起業したい! このように思っていませんか? このページでは、起業したいと思ったときに考えてみることを書いていきます。 とはいっても、資金は民間の銀行から借りてくるか自治体の補助金を活用するかとか、 マーケティングの知識とか、難しいことは書きません。 肩の力を縫いて気軽に最後まで読んでください。

入口戦略と出口戦略

起業したいと思ったらまず考えるたった二つのこと、それは入口戦略と出口戦略です。 ネーミングはどうでもいいのですが、入口戦略というのは簡単にいえば今できることです。 特に、何をやるにしてもお客さんがいなければビジネスになりませんから、 お客さんの集め方やどのくらい潜在的にお客さんがいるのかを調べるような感じです。 ただ、この入口戦略を考える前に出口戦略がなければなりません。

まずは出口戦略から

出口戦略というのは、ひとことで言えば最終的な目標です。 最終的に何をしたいのか、というのは必ずしも具体的な事業内容でなくてもいいと思います。 たとえば ・朝10時に起きて、夕方5時に仕事を終えて、そこから夜の時間をエンジョイする生活を起業により実現したい ・海外で起業し、生活したい ・自然の豊かな田舎で起業し、生活したい ・起業によって日本の貧困問題の解決に役立ちたい ・起業によって新しい働き方・生き方のモデルを自分で確立したい ・仕事が好きだから、死ぬまで働き続けられるようなビジネスをしたい ・生まれ育った地元に貢献できるような形で起業がしたい 少し例を挙げましたが、最終的な目標は何でもいいと思います。

注意点は3つだけ

・仲間と起業する場合はしっかり話し合う

まずは、仲間と複数で起業することを考えている場合です。 最終的にどこを目指すかという点は、よく話し合うことが大切でしょう。 もちろん、この時点での結論はいつか変わるかもしれません。 やっているうちに目標ややりたいことは変わるでしょうし、環境の変化によっても変わるでしょう。 ですが、少なくとも現時点でのゴールを仲間と決めておくことは、モチベーションのためにも重要でしょう。 また、場合によっては家族と話しておくことも肝心です。

・目標には「期限」と「数字」

できれば目標には「期限」と「数字」を設けるのをおすすめします。 たとえば ・2年後に会社を辞め、株式会社を設立する。 ・20代のうちに海外へ移住する。 などなど。 ハーバード大学の実験で、 目標を立ててなかった人 84% 目標を立てていた人   13% 目標を紙に書いていた人  3% だったそうです。 そして、なんと目標を立ててなかった人に比べて目標を立てていた人の年収は2倍、目標を紙に書いていた人は10倍にもなってたとの結果があります。 起業前だとどのくらいの目標値を立てればいいかわからないこともあるでしょう。 また、細かく計算しすぎると嫌になってしまいますから、あくまで現時点で思いつく範囲で、大ざっぱに目標値を設けてみましょう。 作られましたら、是非紙に書いてみてください。

・楽しく考える!

最後の注意点は、楽しく考える、ということです。 「生活がかかっていて楽しんでる余裕なんかない!」 「本気で打ち込めることで起業したい!」 という気持ちもあるでしょうし、それも大切です。 しかし、少なくともアイディアを出したり、起業してどうなりたいか、何をしたいかを 考えたりする時点では、楽しむことも大切でしょう。 実現可能性は一旦置いておいて、こうなったらいいな、 という理想の状態を考えることで、やる気が湧いてくると思います。

最後に入口戦略を

それが決まってから、資金はどのくらい必要か、どうやって資金調達するか、 法人か個人か、ビジネスモデルはどうするか、何を勉強すべきか・・・ とさかのぼり、入口戦略を考えてみてください。 そうすると、無理のない範囲であなたに合った起業の方法が見つかるでしょう。 最初から起業のために何を勉強すべきかとか、費用はいくらかかるかなどと考えると、嫌になってしまうかもしれません。 このページでご紹介したのは、起業したいと思ったときの考え方の枠組みです。 既に起業の具体的なアイディアがあれば問題ないと思いますが、 漠然と起業したいとだけ思っている場合、このように考えてみてもよいのではないでしょうか。
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