起業アイディアの見つけ方~簡単マーケティング方法もご紹介~
2018年3月10日アイデア
今回はあなたに合った起業アイディアの見つけ方のヒントをご紹介。
「会社を辞めて起業したいがアイディアが見つからない」
「漠然と起業というものを考えているが、具体的なアイディアが思い浮かばない」
「起業したいが、ビジネスに活用できそうな自分のスキルや経験が見当たらない」
こんなお悩みありませんか?
1.とにかく自由に発想する
起業しよう!と思ってビジネスアイディアを考えていても、どこかでこんなことはどうせ無理、と思い込んでいませんか?
もちろん、あなたの年齢や家族の有無、経験、向き不向きがあるので、実際になんでもできるということはないでしょう。
ただ、最初のアイディア出しの段階では、これは実現できないと決めつけないでまずは自由に楽しく、こんなことがやりたい、とかこんなことが実現できたらいいな、という発想を広げてみましょう。
イノベーションを起こす、今まで全くなかったものを実現するという意味では、できるできないに関わらず、自由な発想で考えてみるのもいいと思います。
その中から、実現できそうな起業アイディアが見つかるかもしれません。
2.ポジショニング
あなたは「ポジショニング」という言葉にどのようなイメージを持ちますか?
小難しそうなコンサルタントが使う言葉でしょうか?
野球やサッカーなどのポジションが思い浮かぶでしょうか?
私は、起業家にとってこのポジショニングが非常に重要と思っています。
サッカーの点取り屋と呼ばれる人は非常にポジション取りがうまいと言われます。つまり、ボールが来そうなところでだれもいないところに移動すれば、それだけ点を取れる可能性が増えるということです。
それを起業家に置き換えて考えてみると、お客さんがいそうで、まだだれも開拓していないところそういうイメージでしょうか。
つまりポジショニングとは
「無競争状態で、顧客に選ばれる独自の場所をみつけること」と定義できます。
確かにあなたのやろうとしているビジネスにはたくさんの競争があるかと思います。
そんなところどこにあるの?と思われた方に、少しアドバイス。
あなたの起業のテーマを絞り込み1点集中でインパクトを与えることをまず念頭に置いてください。
起業テーマと()の中にその事例を並べてみました。
・業界特化(飲食業専門、教育業専門)
・ターゲット特化(子供専門、シニア専門、OL、会社員)
・家族(独身、子持ち)
・性別(男女)
・所得(ハイクラス・中流)
・国籍(日本人・外国人)
・ライフスタイル(スポーツ好き、アウトドア)
・個性(社交的、神経質)
・タイミング(出産、卒業)
・経験(初めて、経験者)
・地域
上記の例を2つくらい掛け合わせば、かなり絞り込めるのではないでしょうか。
たとえば
・独身、OLのためのヨガ教室
・多摩地域の50代からのアウトドア旅行カフェ
・35歳の会社員のための起業支援コンサルタント
そんな感じで絞り込んでみてください。
しかし以下のことには少し注意してください。
丁寧な対応、親しみやすい、使いやすいそういった言葉はどこでも使われますので、起業において差別化になりません。
親しみにくいヨガ教室と打ち出しているところはないかと思います。
ポジショニングとは重ねて言いますが、無競争状態で、顧客に選ばれる独自の場所をみつけることです。
起業アイディアを考える際は、そんな場所を探してみてください。
3.あなたの強みをみつける
自分の強みをいかして起業したい、と多くの方が思うかもしれません。
それでも、起業につながりそうな自分の強みがなくて困ってる、という方も多いでしょう。
私は印刷会社の営業として13年半働き実績も出してきたので、営業やマーケティングのスキルはあるのですが、営業力は後天的な努力で得たものです。
そういう仕事上で培った強みと言うのも大事ですが、本来先天的に持ち合わせている強みを活かせるかどうかも大事だなと思います。
しかし、そういった強みはなかなか自分ひとりで発見することができません。
なぜなら、あなたの強みはあなたにとってはそれができることが当たり前だからです。
ということで、自分の強みを知りたいと思った場合は、他の人に聞くことが一番です。
私自身も、改めて自分の強みを把握したいと思いましてお客様にいろいろ教えて頂いています。聞かせて頂いている中で、私自身も新たな発見があり非常にありがたいと感謝しています。
もし、あなたもご自身の強みを知りたいと思われたら、是非周りの人にも聞いてみてください。きっと新たな発見が出来るかと思います
4、マーケティング
・自分の強みを見つける
・本当にやりたいことを考える
こういったことはもちろん重要で、既に実行している方も多いかと思います。
自分のやりたいことを自分のやりたいように実現する手段が起業であるともいえます。とはいっても、何をするにもお客さんありきです。
つまり、あなたのスキルがどんなに素晴らしくても、どんなに奇抜なアイディアでも、それを必要としている人がいなければ成功しません。
結構自分自身のことを考える方はいますが、どのようなものが・誰に・どこで必要とされているかを
考えることが少なくなることもあるのではないでしょうか。
相手のことを考えるのがマーケティングです。
考えるといっても想像だけではいけません。
想像も必要ですが、データやアンケート、そういったできるだけ客観性のあるものから、どのようなことに困っているのか、どのようなものが必要とされているのかを知る必要があります。
起業というと、自分のやりたいことや、自分らしい働き方など、自分自身のことや、メンタルの部分が一方的に強調されることもあります。
しかし、マーケティングを疎かにしてはいけません。
「失敗するか成功するかなんて起業する前にはわからないから、とにかくやってみる」という姿勢はもちろん大切でしょう。
実際にリスクのないビジネスなんて存在しないと思います。しかし、マーケティングをきっちりやれば、リスクを減らすことができます。
マーケティングの本は本屋さんでもたくさん売られているので、なんとなく知っている方もいらっしゃるでしょう。
とはいっても、本を読む時間もないし、何から手をつければいいかわからない、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
簡単マーケティング実践方法
そこで、本格的なマーケティングの話ではありませんが、インターネット環境さえあれば簡単にできる実践方法のひとつをご紹介します。
それは、どんなことで困っているのか、どんな悩みがあるのかというニーズ調査です。
実際のやり方は、ヤフー知恵袋や教えてgooを使うのです。
自分が質問者になったつもりで検索してみれば、投稿された悩みや疑問が出てきます。それを見れば、どんなニーズがあるか、簡単に調べることができますよ。
例えば、営業コンサルタントとして創業したいと考えていたとします。
ヤフー知恵袋や教えてgooで、営業の仕事で悩みを持つ人はどのような質問や悩みを投稿するか考えてみます。
「営業 テレアポ」などのワードがあるでしょう。
そのような方法で100個くらいを目指して営業の仕事をする人の悩みを出していくのです。
そうすれば、起業を考える際どのようなサービスを提供すればよいかという参考になるはずです。
起業アイデアの見つけ方のヒントをご紹介しました。いきなりアイデアを出すのは誰しも難しいことです。先述した4つの方法を活かしてあなたらしい起業内容を見つけてくださいね。